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台風の影響で車が被災してしまった!!【水没後の対応まとめ】車両保険が適応される!

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先日の台風19号の影響で私の住んでいる地域は最大膝上まで浸水してしまい、町全体が水没してしまいました・・・。

2階だったので部屋や家屋の被害は幸いにもありませんでしたが、車だけが浸水してしまい水没してしまいました。

車の水没後にどう対応したか?書いていきます。

これからもし被災されてしまった方の参考になれば幸いです。

可能な範囲で高台に車を避難させて下さい!

台風が直撃してしまうことが何日か前に分かっていると思います。
出来ればめんどくさがらずに車を高台に避難させてあげて欲しいです。

車の避難先は立体駐車場がベスト☆彡

近くのイオンなど閉店していても立体駐車場を使わせてくれるところがあります、一度事前に問い合わせてみて下さい。

今回の台風が襲ってくる前に車を避難させたほうがいいのでは?と思ったのですが・・

そう思ったときにはすでに台風が近づいてきていたので身の安全を考えて車を避難させませんでした。
※車を避難させることも大事ですが、自分の命が一番大事です。

川が氾濫している中で車とともに逃げると、もしエンジンまで水が入ってきた場合、車が動かなくなり立ち往生→車から脱出しなければ自分も車とともに流されてしまいます・・・

危険だと判断したら車内からすぐに逃げて下さい!

もし浸水してしまったら~浸水後の対応~

車の駐車場のすぐ近くに川が流れていて、台風19号の大雨の影響で氾濫し近くにあった車を襲いました。

氾濫しても水位はそこまでこないだろうと甘く考えていたのがいけませんでした。

水位は最大で膝上まで来てしまい、車の丁度タイヤの3分の2以上浸水してしまい水没車になってしまいました・・・。

ちょうどこの辺りまで来ました。

水没車になるかどうかの判断はフロアマットが濡れていて車内に水が入ったかどうかです。(基準は曖昧ですが、車が走行可能なのはフロア下までの水の高さです)

町全体の水が引いて車を見に行った時にはフロアマットが濡れており、シート下に水たまりが出来て水が溜まっている状態でした。。。

フロアマットをはぎ取り、お弁当箱でシート下の水たまりを外に出しました。
タオルでとりあえず水を吸って応急処置を。

濡れたまま放置しておくと余計に状態が悪くなりますし、臭いもしてきます。

フロアマットまで濡れてしまうと、エンジンまで水が入ってしまっている可能性があるので自分でエンジンをかけないようにしましょう。


引用元:JAF(一般社団法人日本自動車連盟)

外観上、問題なさそうにみえてもフロアまで浸水してしまうと電気系統や内部の部品がダメージを受けている可能性があります。

火災や感電が発生することもあるみたいなので自己判断でエンジンをかけるのは絶対に止めておきましょう。

JAFに電話をかけても全然繋がらなかったので、加入している保険会社のロードサービスに電話をかけたらすんなりと繋がりました。

こちらはJAF

保険会社のロードサービスの参考です。

車が浸水した場合は出来るだけ早くJAFか加入している保険会社のロードサービスに連絡して下さい。

今回の様に台風で多くの人が被災していると電話が大変繋がりにくいです。
保険に加入している方は保険会社の方に連絡しましょう!(JAFよりも繋がりやすかったです)

レッカーで運ばれることが決まったら、次に整備会社かディーラーに連絡して見てもらうことが可能かどうか調べます。

保険会社のロードサービスでは最大48時間無料で保管可能と言われたので48時間以内に受け入れ可能な整備会社かディーラーが決まれば無料でした。

48時間を超えると1日につき数千円(2000~3000円)の追加料金が掛かると言われました。
※加入している保険会社によって違うと思うので要確認です!!

私が加入していた保険会社は日産カーライフ保険プランでした。

整備会社かディーラーに見てもらおう

近くに車の整備工場があったので電話してロードサービスを利用して持って行ってもらいました。

車両保険に加入されている方なら、台風での水没は保険適用になります。

浸水状況によって修理費用が高額になるかどうか決まります。
車両保険に入っていない方は、修理が出来ても廃車して買い替えたほうがいい場合がほとんどです。

一般的には水没した車は廃車になることが多いようです。

車を整備工場に運んでから2日後に連絡が来て、全損と判断されて愛車が廃車になることが決定してしまいました・・・

もし修理した場合でもどこまで浸水したのか詳細が分からないので、水没車は残念ながら不具合が出やすいです・・・

水没した車をエンジンかかるからとそのまま乗り続けるのは辞めて下さい!

車が水没してもエンジンがかかるからと、そのまま何もせずに乗り続けようとしている方がいました。

エンジンかかるし動くから問題ない!!わけがありません。

川の水に浸っていたのですから、何もしないと部品は錆びるし数か月後に路上で故障して動かなくなるかもしれません。
放置して水没車に乗り続けるのは危険ですので止めましょう、台風の2次3次被害が起きます。

タイヤの半分下程度なら大丈夫ですが3分の2を超えてフロアまで浸水してきたのなら素人判断せずに専門家に見て貰いましょう。

フロアまで浸水したらアウトです。

台風被害での車の水没は車両保険の適応になる

台風による車の水没は車両保険の適応になります。

車両保険に加入した・更新した際の車両評価額と修理費用が上乗せされて保険がおりました。

私の場合車両本体の価格40万円と今回は修理ではなく、全損した分の10万円が別に支給され合計50万円おりました。

加入していた保険は日産カーライフ保険プランです。

車が被災された方は車両保険に加入しているかどうかまず確認して下さいね!
被災された方は保険適応になるので必ず保険会社に連絡して保障を受けて下さい。

~対応まとめ~

1.台風が来る前に事前に高台に車を移動
2.もしタイヤの3分の2以上浸水してしまったらJAFか保険会社のロードサービスを。
3.JAFが来る前に応急処置で水抜きしておく
※JAFに連絡した後に保険会社にも被災したことを連絡する、保険会社のロードサービスならそのまま対応してもらえます。
4.整備会社・ディーラーにみてもらう
5.修理する箇所の確認と見積もりの確認(車両保険加入されているなら修理費用が出ます)
6.修理か廃車か選択する

水没してしまう恐れのある地域に住んでいらっしゃる方は、車と貴重品を持って、旅行がてら県外に一時的に逃げるのも手です。

ハザードマップで住んでいる地域が氾濫しないか確認しましょう。

今回初めて膝上までの浸水と停電と車の水没の被害に合いましたが、身をもって自然の恐ろしさを知り、泣きました。

まぁ大丈夫だろ~。と思考停止せずに台風が来る!!と事前に分かっていたら是非対策を取って車を、命を、守ってください。

JAFのロードサービスは非会員でも利用できますが、会員になっておくと年会費4000円でいつでも何かあった時に無料でロードサービスが利用可能になります!

家族会員も5人までなら家族1人につき年間2000円で加入出来るので、入っておくと安心です♪