一条ゆかり

【一条ゆかり隠れた名作】女ともだちネタバレあり感想【ドラマ化希望】

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こんにちは、あいたぬです!

今回は一条ゆかり先生の【女ともだち】のネタバレあり感想をまとめていきます。

女ともだちは一条ゆかり先生の描く芸能界×複雑な人間関係を詰め込んだ話になっています★

3巻と短めなストーリーなのですが超濃厚ですよーーー!!!

※こちらの記事ではネタバレありの感想をまとめているのでご注意下さいませ。

女ともだちのあらすじを紹介!

一条ゆかり先生の女ともだちの表紙がちょっと地味めなので・・・正直あまり惹きつけられなくて今まで未読でした。

表紙だけを見るとありがちな高校生の青春マンガかな?と思ってしまいますが内容は想像と全然違います(!!)

表紙からは華やかな芸能界ものだとは思えませんが、内容は素人の主人公が芸能界入りを目指すストーリーになっています。

芸能界で活躍していくストーリーだけど一味違うのが人間関係が複雑化していて先の展開が読めません!

主人公の菜乃ちゃんは事故で両親を5歳の時に失い叔母さんに引き取られて2人暮らしをしています。

本当は親に甘えたかったけど叔母さんに捨てられてしまうと生きていけないので叔母の顔を伺いながら甘えずに成長していきました。

菜乃ちゃんは複雑な境遇で育ってきたので性格が強めです!

守ってあげたくなるようなヒロインではなくて一緒に戦える女の子でたくましいです♪

叔母さんに気を遣いながら生活をしてきたので気が強いだけではなく周りのことをよく見ているいい子なんですよね。

漫画のタイトルが「女ともだち」となっているのは自分を引き取ってくれた叔母さんと女優を目指している親友のこずえとの複雑な関係性を表していますよ〜!!

女ともだちのあらすじ

・高校生の菜乃が女優を目指す話
・親友のこずえと共に芸能デビューを争う
・イケメン俳優に菜乃とこずえは本気の恋をする
→仕事と男を賭けた女同士のバトルに発展!?
・両親を5歳の時に失った菜乃は叔母さんと2人暮らし
→叔母さんと女ともだちのように暮らす
※芸能界を通して親友と叔母さんとの女友達のような関係性が深く描かれる

芸能人の苦悩がリアルに描かれている

漫画内では芸能界の事情がリアルに描かれているところもあって、、、マスゴミのせいでスピード離婚に追い込まれてしまった羽生結弦くんを思い出してしまいましたね。泣

菜乃は人気のイケメン俳優の晴臣と一緒にコンビニに行っただけでマスゴミに熱愛報道!!と捏造されてしまいます。

菜乃ちゃんは一般人なのに顔や名前や住所が出てしまい晴臣の熱狂的なファンから暴行を受け学校に通えなくなってしまいました。

でも菜乃ちゃんは晴臣のことが本気で好きになっており、熱愛報道が出た後に距離をとって守ってくれたことが悲しいんですよね。

学校に行けなくなるよりも好きな人に距離を取られてしまいもう二度と会えないかもしれない!!ということの方がショックでした。

女優になってもう一度晴臣と会いたい!!という恋心を原動力にして女優デビューを目指します。

漫画内では芸能人の生きづらさもリアルに描かれています。

羽生結弦くんも女ともだちに出てくる晴臣のように彼女を守りたい・大切だからわざと離れたのかな。(真相は不明ですが一般人の情報を流すマスゴミはクソ)

叔母さんとの関係性が複雑過ぎる

両親が亡くなった後に引き取ってくれた叔母の西願搖子さんは超ワガママな女優さんです。

菜乃とは家族というよりも女ともだちのような関係性ですね、家事はやらず全て菜乃に任せっきりです・・・

家の中のことは菜乃が中心にやっているのでこれではどちらが保護者なのか分かりません。汗

叔母さんは美人で気が強い女優さんなのですが、、、実は菜乃の本当の母親でした(!!)

女優業に専念するために姉夫婦に育ててもらったんですよね、ですが預け先の夫婦が亡くなってしまったので叔母さんの立場として娘を引き取ることに。

搖子さんは20歳という若さで出産しています、女優さんにとっての20歳は一番華がある時期だからシングルマザーとして子育てするよりも芸能界で活躍したかったのも分かりますね・・・

最初から本当の母親でした!と言ってくれれば良かったけど気恥ずかしいのか菜乃が高校生になってからようやく衝撃の事実を知ることになりました。

搖子さんは女優ではありますが年齢を重ねて(といってもまだ36歳)全盛期のような勢いが無くなって落ち目だと言われていましたが、、、

搖子さんのマネージャーであり親友の高井さんが菜乃を芸能界デビューさせることで話題性を狙おうとします。汗

菜乃を芸能界入りさせるために高井さんは【女優としてデビューしたら本当の父親のことを教える。】と菜乃に条件を与えます。

実の娘までも芸能界に利用するの!?とびっくりしてしまいますが、、、実は搖子さんは菜乃のことも元旦那のこともちゃんと好きです。

好きな人の子供だからこそ女優業に支障はあったけど極秘出産して姉夫婦に預けたんですよね。

プライドのような親友とのバトルあり!

プライドの萌を思い出すような(!?)女優デビューを巡って親友とのバトルもあります。

菜乃は親友のこずえとは戦いたくは無かったのですが自分の父親の存在が知りたい&好きな人に近づきたいという理由でオーディションを受けます。

親友のこずえちゃんも菜乃と同じようにイケメン俳優の晴臣にガチ恋しているんですよね。。。

同じ時期に女優デビューを目指しさらに同じ人を好きになったことで親友同士だったのに激しいバトルに発展していきます。

こずえちゃんは温厚で優しいように見えますが自分の夢である女優業と恋愛が絡むと豹変し菜乃に対して超冷徹になります。汗

さっきまで仲良しー♪だったのに男や仕事が絡むと踏み台にしてやる!!や友人なんかじゃないわ!!と言われるからこずえちゃんは見かけによらずかなり怖いです。

女優になるという夢を叶えるためにずっと努力を積み重ねてきたのに今まで何の努力もしてこなかった菜乃に女優としての仕事を取られたくはないよね、気持ちは分かるけど豹変する様子が超怖い!

でもこずえちゃんはプライドの萌のように卑屈ではないので最終的には親友の菜乃を応援し身を引いてくれます。

こずえちゃんも菜乃もいい子なのでこの2人の関係性も理想的な女友達・・・かな?

仲直りして2人で芸能界に入った後の関係性が素敵なものになってそうで続編が見たいですねー♪

主人公のその後が凄く楽しみ!

主人公の菜乃は最初は特にやりたいことがなく、死んでしまった両親のように温かい家庭を築いて無難なOLになりたいとしか思っていませんでした。

叔母の搖子さんからはつまらない人生ね〜と呆れられており、やりたいことが特にないから何となく留学しようと思っていました。

ですが自分の本当の父親を探す&本気で好きになった人との共演を賭けて芸能デビューしてから人生が変わります。

母親の女優としての才能と父親の文筆業の才能を引き継いでいるので将来が凄く楽しみな結末でした♪

ラストは晴臣を追いかけて留学しに行きますが、、、将来的には晴臣と共に芸能界で活躍しながら小説家としても活動していきそう★

菜乃ちゃん本人もかなりの努力家なので女優としても小説家としても成功していきそうですね・・!!!

まとめ:ドラマ化したら凄く面白そう

こちらの記事にて一条ゆかり先生の女ともだちの感想をまとめさせて頂きました!

まとめ

・複雑な人間関係×華やかな芸能界
・芸能人の生活がリアル
→マスゴミがうざい
→羽生結弦くんの離婚を思い出す・・・
・搖子さんがカッコいい!
・菜乃ちゃんを応援したくなる◎
・仕事と恋が絡むと女の友情は終了?
→親友同士のバトルが勃発!
→こずえちゃんが怖い
・爽やかな結末で菜乃ちゃんの将来が楽しみ!

親友だと思っていても仕事と恋愛が絡んでしまうと・・・大きなバトルに発展してしまうかも。

漫画内では母親の搖子さんとマネージャー高井さんの友情関係も要注目です、若いときにはこの2人もかなりバトルしたのかな??

プライドの結末は正直モヤッとしたのですが女ともだちの結末は女同士のバトルがありましたが爽やかに終わっているので読後感が良かったです★

一条ゆかり先生が描く芸能界×複雑な人間ドラマが見たい方は是非読んでみて下さいね◎

3巻までしかありませんが、惹き込まれていきます。

表紙が何の漫画なのか内容がよくわからず敬遠されがちかもしれませんが隠れた超名作です。

女ともだちは30年以上前の古い作品ですが電子書籍で読むことが可能ですよ〜!!

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お得なクーポンを利用して是非【女ともだち】を読んでみて下さいね。

気になる方は途中まで試し読みすることが出来ますよ〜!!

女友達を試し読み

女ともだちは残念ながら知名度がないからかメディア化されていませんがドラマ化されたら凄く面白そうですよね♪

1991年に発売された作品で実は私も1991年産まれなのですが、、、絵柄は古いけどストーリーに惹き込まれました(!!)