伊藤潤二

【伊藤潤二ブラックパラドクス考察と感想】玉の正体は何だった?【ネタバレ注意】

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こんにちは、あいたぬです!

今回は伊藤潤二先生の隠れた名作【ブラックパラドクス】について個人的な感想と考察をまとめていきます。

あの玉の正体は一体何だったのか・・・??気になる方はこちらの記事を読みながら一緒に考えていきましょう★

集団自殺のシーンがリアル過ぎて怖い

ブラックパラドクスを読んでいて衝撃的だったのが集団自殺をしようとするシーンが超リアルなところですね。汗

伊藤潤二先生は本当に集団自殺の現場を見たの!?と思うぐらい丁寧に描かれているので怖かったです。

性別も年齢も自殺をしようと思った動機もバラバラなのが余計にリアルさを感じてしまいます。

ネットで知り合った4人の仲間たちですが、最終的には自殺願望が無くなって世界を揺るがすようになっていくので展開が全く読めず面白かったですね♪

4人組がまるでバンドメンバーのよう!

4人の仲間たちが全員黒服で性別も年齢も異なっているのでまるでロックバンドのメンバーのようでかっこいいです。

玉をあの世の世界から持ってくる霊魂ハンターとしての活動に慣れてしまったあとは白目状態になり、吹っ切れて超かっこよくなっています。

4人とも個性が強いしロックバンドを組めば売れそうな気がします、バンド名は勿論ブラックパラドクスで・・・!!!

最初は自殺サイトで知り合った4人のメンバー名がブラックパラドクスでしたが、それぞれ体の中からあの世の世界と現世との門が開かれて玉を集めるハンター集団になってしまいました。

それぞれの自殺願望と開かれた門について

ブラックパラドクスに出てくる4人はそれぞれ自殺願望が異なっています。

マルソー以外の3人に共通しているのは【もうひとりの自分が原因になっている】というところですね。

それぞれの自殺理由

タブロー→ドッペルゲンガーが怖いし世の中つまらないから

ピータン→自分をモデルにしたロボットの登場で自分の存在意義が無くなる

薔薇っち→顔半分の損傷で鏡の中の自分が死ね・・・と語りかけてくる

マルソー→予知を見てしまい人類の未来に絶望する

自殺願望によりあの世との通路がそれぞれのコンプレックスから開かれ、あの世の世界と現世を行き来することにより謎の宝石を入手出来るようになります。

あの世の世界って何なのかよく分かりませんが、光り輝いているまばゆい世界みたいです。

あの世の門が開く

ピータン→胃の中にある幽門部
薔薇っち→顔の痣
マルソー→脳の中にある腫瘍
タブロー→自分自身の陰

4人は最初は自殺願望がありましたが自分の体があの世とつながって行き来できるようになり実質死んでいるような状態に満足してしまい結局ラストも死にません。

ピータンのみ唯一死んでしまいましたが、霊魂がロボットの中に入り込んでいるので実は死んでいないのかも・・・???

胃の中から宝石が排出され続けるって想像するだけでも辛そうです(;_;)

タブローと薔薇っちの場合はお金が沢山あれば実生活にある程度満足するみたいで途中から宝石を売りさばくことに熱心になり自殺願望が無くなります。

お金があればある程度解決してしまう問題が多いのでこの描写はリアルですよね・・・!!!

薔薇っちの場合は顔のコンプレックスをお金をかけて整形して消せば解決するし、タブローの場合はドッペルゲンガーが怖いのもあるけど生きててもつまらないと思っていたけどお金があればやりたいことがある程度何でも出来ますからね。

玉(パラドナイト)の正体は何だったのか?

仮死状態のピータンの胃から出てきた玉は新種の宝石として【パラドナイト】と名付けられて薔薇っちの手により市場に出回ることになります。

驚くべきことにダイヤよりも頑丈で巨大なエネルギーが封じ込められていました(!!)

パラドナイトの力を使えば資源のない日本でも超巨大なエネルギー国家になることが出来るので国が主体となって4人組(ブラックパラドクス)にパラドナイトを入手するように働きかけていきます。

玉の正体は何?

・ダイヤよりも硬い
・玉の正体は霊魂(人の魂)
→生きている人間の魂である
→消費することで人類が滅亡する?
・衝撃を与えると霊魂が出てきて周りを燃やし尽くす
・超巨大なエネルギーが入っている

ブラックパラドクスたちが行き来するあの世の世界にある玉は実は現在生きている人間たちの霊魂が置いてあったようで、エネルギーを入手出来るのはいいけど消費する度にその霊魂の持ち主が死んでしまうみたいなんですよねー・・・

マルソーはその真実に予知で気がついているけど、人類が気づく頃には【破滅の道】に突き進んでいそうです。

巨大なエネルギーを一度使用してしまったらたとえ他人が死んでも止めることは出来ないんじゃないかな・・・??

人間の命と引き換えに使用できるエネルギーなので超強力なエネルギーだということも納得できますね。

どうやったらあの世の世界との門が開くかは不明ですが自殺願望が強い人のコンプレックスから開きそうなので別の門も出現して人間の魂狩りは進行していきそうです。

ピータン本体は死んでしまいましたがロボットにピータン自身の霊魂が入ったので本人と同じ様に電気がなくても動いているみたいですね。

ロボットのピータンは本人のように頑張って死のうとしているのに霊魂が入ってしまったので死ねなくなってしまったので超シュールです、ロボットのピータンが一番自殺しようと頑張っているよね・・・!!!

自分自身の霊魂を探し出してロボットの中に入れておけば安全みたいです(他の人に自分の霊魂を狩られなくてすむ)

4人組の集団自殺から世界が変わってしまう

この4人がネットを通じて知り合ってしまったことにより日本終了の未来を迎えてしまいそうです(超迷惑!!)

日本どころじゃなくて世界でもこの現象は注目されて似たように門が開いていきそうなので実質世界も終了かな?

玉をあの世から持ってくることにより巨大なエネルギーを日本人たちは駆使することが出来ますが・・・・人の魂(命)を使っているのでエネルギーを使う度に大多数の人が犠牲になってしまいます。

宝玉を研究でゼロから作り出すことができればいいのですが人の命をエネルギーとしていてダイヤよりも頑丈な宝石を人類が生み出せる気がしませんよね。。。

4人組は自殺願望があったはずなのに・・・ラストシーンを見ると生きる気満々だよね!?と思っちゃいました。

他人の霊魂狩りを楽しんでいそうでちょっと怖い、一度死のうと思っていた人たちなので吹っ切れてしまうとかっこいいけど何でもしちゃいそうですね。

人の命には限りがあるからエネルギーを使い続けてしまうと人類が滅亡してしまいます、なんとか世界を保つために霊魂の為に子供を産ませるようになっていきそうで超怖い。

ブラックパラドクスの世紀末な続編も見てみたいかも・・・!!!

霊魂の為に生み出された子供たちの脱出や反逆をしていく世界の話がみたいです(約束のネバーランドみたいになりそう?)

ブラックパラドクスはどこで読めるの?

ブラックパラドクスは単行本で読むことが出来ます、ブラックパラドクス本編の他に舐め女という短編のホラー漫画も収録されていますよ◎

短編ですが舐め女も凄く気持ち悪いストーリーになっているのでおすすめです♪

古い漫画になるので紙面媒体は入手し辛いことがあります、電子書籍なら試し読みも可能で70%オフで書籍を購入出来ますよ★

家の中に本で場所を取りたくない・・・という方にも電子書籍で購入されるのがおすすめです!

コミックシーモアは1冊まで・DMMブックスは値引き上限3000円まで・イーブックジャパンはなんと6回まで7割引クーポンが使用可能です!

初回限定で70%オフで伊藤先生の作品達を読むことが可能です、この機会に是非伊藤潤二ワールドに足を踏み入れてみて下さい♪

ブラックパラドクス本編を読んだことがない方や昔読んだけど内容がうろ覚えの方は試し読みされてみて下さいね◎

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ブラックパラドクスはメディア化しないのか?

ネットでたまたま知り合った4人組が世界を揺るがしていくなんて漫画を最初に読み進めている時は展開が全く読めませんでした!

凄く面白い作品なのでいつかメディア化して欲しい、実写にしたら面白そうだと思います。

2009年の作品なので15年以上前の作品になりますが今読んでも新鮮で面白いですよ♪

残念ながら現時点ではメディア化はされていませんが伊藤潤二先生の作品は海外でも人気が出ているのでいつか実写化されるかも・・・!?

日本で実写化しようとすると予算が取れず中途半端な映画になってしまいそうなので伊藤潤二先生の作品をアニメ化した大企業のNetflixに作ってもらいたいです(願望)

Netflixオリジナルドラマにしたら凄く面白そうですねーー!!!

まとめ

こちらの記事にて伊藤潤二先生の隠れた名作【ブラックパラドクス】についてまとめさせて頂きました!

まとめ

・ネットで知り合った4人組が世界を揺るがす
・最終的に霊魂ハンターになり自殺願望は無くなる
・玉の正体は人の魂だった!?
→生きている人間のもの
・エネルギーを消費すればするほど人類が滅ぶ
・資源のない日本では貴重なエネルギー源となる
・門は自殺願望のある人のコンプレックスから開く?
→新しい門が世界中で開かれていきそう

少しでも楽しんで頂けたら幸いです♪

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