書籍レビュー

【家族の幸せの経済学☆簡単まとめレビュー】母乳神話・保育園問題にデータから切り込む!

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こんにちは、あいたぬです(^^)/

今回は、書店で立ち読みして面白そうだった「家族の幸せの経済学」の簡単まとめレビューをしていきます!

こちらの著書では科学的なデータを見て、結婚・出産・子育ての経済学を切り込んでいきます★

母乳で育てないとだめなのか?保育園に小さいうちから預けるのは可愛そうなのか??

昔の化石と化している神話を科学的に切り込んでいきます!

これから子育てをしていく世代に特におすすめの書籍になっています♪

それでは早速簡単まとめレビューをしていきます!

著書の構成は、第1章~第6章に分かれています。

著書の構成

第1章:結婚の経済学
第2章:赤ちゃんの経済学
第3章:育休の経済学
第4章:イクメンの経済学
第5章:保育園の経済学
第6章:離婚の経済学

以前から気になっていた母乳育児のことや、保育園に小さいうちから預けるのは可愛そうなのか?科学的なデータから解き明かされています♪

著書を読んでいて気になったところを簡単にまとめていきました◎

☆著書のまとめ★

ざっくりと箇条書きでまとめてみました↓↓

・似たもの同士で結婚する
・働く女性の子どもは低体重になりやすい傾向がある
・低体重の子供は中年期以降に糖尿病や心臓病を発症しやすい
・出生体重が多い子供は健康でIQも高くなる
・母乳育児は発達面で効果的だが、16歳以降は関係なくなる
・日本の育休は世界と比較すると充実している
・男性の育休取得は同僚や家族が取ると伝染する
・男性の育休取得で夫婦仲は良くなる(元々仲が悪い家庭は離婚率が高くなる)
・保育園通いは言語発達の改善の影響あり
・高校を卒業していない母親の子どもの保育園通いは攻撃性&多動性が減り、母親のストレスも減る

働く女性の子供は低体重になりやすいので、周りの配慮が必要ですね(´;ω;`)

低体重児は子どもが大人になってから病気にかかりやすく、IQにも影響があるそうです><

母乳育児神話がありますが、幼いうちは効果的ですが16歳以降~では効果はないとのこと。

なので、それぞれの家庭に合わせて母乳育児をするのか?考えるのがいいそうです◎

お母さんに一番負担が掛かりますもんね。。。

日本は育休が整っていない!?と思いがちかもしれませんが、世界のデータと比較するとむしろ整っている方だということが分かります(´ω`*)

日本は正社員を一度止めてしまうと、再就職が厳しいので止めないほうがいい!!と著書では書かれています。

制度は整っているのだから積極的に利用していきたい!!

男性の育休取得率は低いですが、育休を取得しても給料や昇進に差が開かない・・!!という社会に持って行かないと取得率は上がらなさそうです。

小さいうちから保育園に預けるのは可愛そう!!という古臭い意見もありますが、プロの保育士さんがいて環境が整っている保育園ならプラスの効果しかないそう♪

大卒のお母さんの保育園に預ける良い効果は言語の発達ぐらいですが。。。

高校を卒業していないお母さんの子どもは保育園に預けるとメリットだらけです。

これは、家の中の環境が劣悪だからでは??汗。。。と思いました。

でも現実は保育園に小さいうちから預けるお母さんの学歴は高く(キャリアのある人が多い)

保育園に預けないお母さんの家庭はお父さんの学歴が高い傾向にあるそうですね。

著書を読んでいて必ずしも母乳育児をしないといけない!!わけでもなく、小さいうちから質のいい保育園に預けるのはメリットが大きいことが知れて良かったです( *´艸`)

家族の幸せの経済学という名前ですが、実際に各家庭が幸せになるにはどうしたらいいか?は書かれていないので注意です!!

他にも離婚が及ぼす影響なども後半に書かれているので気になる方は著書をお手に取ってみて下さいませ★