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【MIND OVER MONEY☆簡単まとめレビュー】心理学で解き明かすお金の使い方!

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こんにちは、あいたぬです(^^)/

今回はメンタリストDaiGoさんのおすすめ書籍「193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実~MIND OVER MONEY」の簡単まとめレビューをしていきます♪

なぜ人間は正しくお金を使うことが出来ないのか?を心理学の観点から解き明かしていく本になっています(´ω`*)

自分のお金の使い方がおかしい・なぜか全然貯金することが出来ない・浪費してしまう・身近(パートナー・家族)に浪費家がいて悩んでいる方に是非読んで貰いたい本になっています!

それでは早速簡単まとめレビューをしていきます♪

著書は約193の心理研究について書かれており、人間のお金についての考え方について学ぶことが出来ます・・!!!

著書の構成

第1章:人とお金の関係はいつから始まるのか?
第2章:お金への愛着について
第3章:心の会計と銀行の会計
第4章:一度掴んだら離さないワケ
第5章:価格に適性はあるか?
第6章:お金でやる気は引き出せる?
第7章:賞金とお礼
第8章:お金はいくらあっても困らない?
第9章:貧困がもたらすもの
第10章:お金のダークサイド
第11章:お金と善意と幸福と
第12章:お金が貯まる心の持ち方
第13章:お金を使う喜び

著書は第13章まであり、ボリュームがあります(‘Д’)!!!

心理研究を193個も紹介できないので、一部気になった個所だけ簡単にまとめレビューをしていきます。

著書が気になっている方の参考になれば幸いです♪

第1章:人とお金の関係はいつから始まるのか? まとめ

第1章では人と、お金との関係の始まりについて書かれています。

・子どもはお金の知識の大半を親から得ている

・親が欲しい品を前にしてそれを買うか、やめるか?どちらが多いのか

・子どもの成長に合わせて親が家計の話をするのは◎

・家事の報酬としてお小遣いを与えると、自発的に手伝おうとしないリスクがある

お小遣いがどこから出ているのか、どこまで期待していいのかを子どもに話す

・温かい家庭で暮らす子供は小遣いを貯金する確率が高い(世帯収入は子供の貯金額・寄付額に影響しない)

算数が得意でない子どもはお金の不安を抱えている(算数が出来ると家計管理が◎)

・親はお金について子どもと話し合い、基礎的な算数を教えるのが良い

・人は死を思う時、使うよりもお金を持っていることで慰められる

学校ではお金について何も教えてくれないので、親の金銭感覚が一番子どもに影響があるそうです・・!!!

親が浪費家・家計管理がザルだと子どももしっかりそれを見ていますね(反面教師に出来ればいいですが)

パートナーともお金の話をしない!!という人が多いので子どもにお金の話をする家庭は少ないんだろうなぁ。

これから生まれてくる子供には投資の仕方・銀行・貯金・お金の使い方について話し合っていきたいと思いました><

第2章:お金への愛着について まとめ

第2章ではクレジットカードと現金で支払う時にどう人間の心が変化するのか?書かれています。

・生活費と全財産の境目が曖昧に(クレジットカードの登場)
・カードで支払う時にケーキやチョコレートなどを買いやすい!?
・現金で支払うよりも、カードで払う方が痛みが少なく感じる(散財しやすい)
・カードで支払うなら同じ金額をATMに行って現金でおろすことを想像する◎

クレジットカードは、現物が無いのでお金を失った痛みを感じにくいそう。。。

驚きなのが実験で現金とカードと比べて倍以上支払う金額が違ったというところですね・・・!!!

第3章:心の会計と銀行の会計 まとめ

第3章では同じ割引率でも、金額が大きくなると鈍感になってしまうことが説明されています。

・買い物の金額が大きくなればなるほど付随するコストに無頓着になりやすい

・女性は自分の小遣いを9つの袋に分けている【日用必需品・小さな贅沢・教育・へそくり・安全・服と化粧品・お出かけ・雑費・より良い暮らし】

・心の会計からみるとぼったくりに敏感になる

スーパーで野菜を買う時と、家を買うとき。。。。

同じものを買うのでも心の会計が違うので金額に鈍感になりますね><

第4章:一度掴んだら離さないワケ まとめ

第4章では、人は誰でも得をしたいとは思うがそれよりも損したくない!という行動を取るということが書かれています。

授かり効果について
・人は自分の所有物の価値を高く見積もる傾向がある
・人は自分が一度手に入れたものを手放さない

一度自分のてに入ったものを、たとえ不要なものだとしても捨てられない!という人沢山いますよね・・・(そして汚部屋に)

自分の所有物の価値を高く見積もる傾向があるそうなので、価格比較サイトで検索して適正な価値を見積もれないと売りたいものも売れなくなってしまうなぁ。と思いました。

第5章:価格に適性はあるか? まとめ

第5章では買い物をする時に私たちは適正価格についてどんな判断を下しているのか?書かれています。

・価格でプラシーボ効果→高い薬を買った方が良く効く(たとえ成分が同じでも)

・食べ放題のビュッフェは価格が高い方が満足感が得られる

選択肢が3つある場合、中間を選んでしまう→家に帰って単体で見た時にどうなのか?考えよう

・割引が%表示されている時は実際の割引額を計算して把握する

・アンカリングの効果→高額モデルが落札された後の低価格モデルの落札金額が大きく上昇する

・売り手ならアンカーは高く、買い手ならアンカーを低くする

・交渉時は相手より先にアンカーを出しておく(どの辺りが妥当か分からない場合は提示しない方が良い場合も)

価格などの意思決定をする直前に見ていた数値によってその後の買い物に影響が出るなんて驚きです(‘Д’)!!

人間って数値に弱いですよね。。。。オークション出品する際などは気を付けようと思いました(家などの高額なものを買うときなどは特に!!)

痛みなどで本当に悩んでいる時は高額な薬を買おうと思いました。(プラシーボ効果に頼る!!)

第6章:お金でやる気は引き出せる? まとめ

第6条ではお金がモチベーションアップになる場合と、そうではない場合について書かれています♪

・インセンティブで子供の成績を上げたいなら、具体的な課題を提示する
・人は苦労して稼いだお金に価値を見出す

インセンティブの効果があるのは、成果主義の単純労働や貧困層のようですね。。。(‘_’)

複雑な労働で決められたインセンティブがあってもモチベーションは上がらないそうです><

第7章:賞金とお礼 まとめ

第7章では引き続きインセンティブのことが書かれています。

・金銭の報酬があると逆にモチベーションが下がる場面がある

・金銭よりも賞賛のほうがモチベーションが上がる場面がある

・子どもを褒めるなら結果よりも過程の努力に対して褒める(具体的に)

・友人に手伝ってもらったら金銭よりもランチや物を

微妙な金額の報酬をあげるから!と言われていも、頑張っても貰えないケースが多いしモチベはわかないですよねー。。。(自分の貴重な時間が奪われるし。)

どうせインセンティブをやるのなら沢山出せばやる気が出ます。苦笑

第8章:お金はいくらあっても困らない? まとめ

第8章ではお金があれば幸せになれるのか?書かれています。

宝くじに当たった人が幸せかどうか。。。事例が書かれていますよ☆彡

誠実性のスコアが高い人ほど貯金がある傾向が高い

・金銭感覚は収入で決まるのではなく、安全・自由・愛・権力の価値観による

金銭感覚が似ている夫婦は幸せ(夫婦の離婚理由TOPはお金)

・宝くじが当たっても幸せにはなれない(日常の楽しみを感じにくくなる)

今までより少しずつ良いものを買うようにすれば喜びを引き延ばせる

・お金持ちになりたいという動機が家族・安全の為なら幸せに(権力の場合幸福度は下がる)

・物質主義は内容次第

・幸せを見つけたいのなら新しく友人をつくること(買い物では買えない)

・お金で幸せは買えないのは時と場合による(安心・安全・自由は買える)

離婚後に心の隙間を埋めるためにお金に執着してしまう・依存してしまう人がいるようですが><

お金で幸せは買えないんですよねー・・・

私は自由になって自分の時間が欲しいので(会社員辞めたい・フルタイム共働きがしんどい)

お金を貯めていきたいです・・・!!!

あとは、友人・家族と楽しみの時間をたっぷり過ごしたいですね(´ω`*)

人生は一度きりなので会社に拘束されるなんて超勿体ないですー!!!

第9章:貧困がもたらすもの まとめ

第9章ではお金が無い!貧困だとどんな影響が人間にあるのか?書かれています。

・貧しい人に対しての偏見が幼いころから出来ている(大人になっても変わらない)
お金の心配が知能指数を下げる(お金の心配がある人は物事に集中しづらくなる)
・お金が無いから判断を誤る(思考の貧困に)

お金の心配をすればするほど、正常な判断が出来なくなって貧困から抜け出せないようです(´;ω;`)ウッ…

第10章:お金のダークサイド まとめ

第10章ではお金持ちはがめつくて性格が悪いのか?どうなのか?書かれています。

・お金持ちから寄付金を引き出したいなら直接の寄付をお願いする
・取引になると厳しくなる
・金持ちへの嫉妬はポジティブな面もネガティブな面もある

仕事・ビジネス・取引だと連想されるとお金持ちは厳しくなりますが、普通の寄付だと普通の人よりも温情だそう(人によるとは思いますが・・・)

お金持ちへの嫉妬は、ポジティブにしていきたいですね◎(自分も頑張って生活の質を上げよう↑など。)

第11章:お金と善意と幸福と まとめ

第11章ではどの層が一番寄付をしているのか?どんな方法で寄付を集めればしてもらえやすいのか?書かれています。

・自分以外の人にお金を使った人の方が幸福度が高かった
・税金を払うのが嫌なのはなぜ?→お金が何に使われているか知っていたら苦痛ではない
・ユダヤ人をかくまった人は裕福な人が多かった

日本の税金は不明慮で、使い道も。。。なので私は税金を少しでも払いたくないですねー・・・

毎月の給料明細と共に、税金が何に使われているのか?広報を出してほしいです。

第12章:お金が貯まる心の持ち方 まとめ

第12章ではお金を貯めるにはどうしたらいいのか?書かれています。

・お金が貯まらない人は口座を一つに(管理しやすい)
・住宅ローンを組むことにより財布の紐が締まる(毎月払う努力をする)
未来についてよく考える人はお金が貯まりやすい(ある程度の金融知識がある場合)
・貯蓄用口座を引き出しにくいところで開く(アクセスしにくい)
貯金に明確な目標を掲げる

今まで全く貯金が出来てこなかったー;;という人は、強制的に貯金できるような仕組みを作るといいですね♪

私も産休に入って収入が少なくなったのに、通常勤務時と同じように(時間があるのでそれ以上に)お金を使ってしまうので子どもが生まれたら支出をどうにか抑える方法を考えないとな・・!!と思いました。泣

第13章:お金を使う喜び まとめ

ラストの第13章ではお金をどう使ったら幸せになれるのか?書かれています!

幸福度を上げる消費パターンが紹介されています☆彡

・買うなら経験を!(経験は記憶として残り、思い出すたびに幸せになる

・モノを買って得られる幸せは急速にしぼんでいく

モノを買うのなら良い経験に繋がるものを買う(家や車など)

小さな楽しみを沢山買う

・お金がなくても自分が一番楽しい!と思うものに集中すれば人生が楽しくなる

・時給は忘れる

・前払いをする(支払いの痛みをその活動から切り離せる・予定のことを考えて幸せになれる)

物を買うのなら経験に繋がるものを!

消費をするのなら、経験に使うのが幸福度が上がるお金の使い方の様です(´ω`*)

私が経験に繋がる買いたいものは車と家とPCとスマホと本と外食と旅行ですね◎

経験には繋がらないけど、可愛い服もテンションが上がるので1着3000円以下と決めて楽しんでいます★(これは小さな楽しみかな?)

あとはランチよりもコスパの良いモーニングが好きで、モーニングしながら情報収集・勉強・副業も行っています♪

皆さんも一度自分のお金の使い方をMIND OVER MONEYを読んで見直してみるといいかも?

まとめ

お金についての心理学の研究が沢山紹介されている面白い本でした!

お金が貯まらない・お金の使い方が分からない・・・という方に是非おすすめしたいです♪

こちらのブログでは詳しい研究内容は書いていないので(気になったところの結論だけまとめています)

詳しく知りたい方は是非著書をお手に取ってみて下さいね( *´艸`)

著書から得たこと

・子どもに金融・算数教育を◎
・カードの使い方に注意
・交渉時は相手より先にアンカーを出す
・お金の心配は知能指数を下げる
・貯金に明確な目標を掲げよう!
・買うなら経験