先日書店にて米国株式投資の本のすぐ隣にあった「2億円と専業主婦」のタイトルに惹かれて購入してきました☆彡
私の親世代は専業主婦が当たり前でした。
親世代をみて育ってきたアラサー世代にはこれからどう働いていくのがいいのか??
現在は働き方が多様化していてフルタイム共働きをするカップル・奥さんがパートになるカップル・完全専業主婦カップルと家庭によって様々です。
フルタイム共働きがしんどくて辞めたい・・・とへこたれそうになっていたので「2億円と専業主婦」を読んで喝を入れようと思いました。笑
「2億円と専業主婦」の前身となる「専業主婦は2億円損をする」の本は以前大分炎上されたようで(‘Д’)
中身を見ずにタイトルで批判される方が多かったようで無料で一時期中身を公開されていたようですね・・!
今回新たに出された「2億円と専業主婦」は「専業主婦は2億円損をする」に付け足して幸福の資本論の女性バージョンが+αされていますよ☆★
幸福の資本論は全世代向けでしたが、「2億円と専業主婦」は独身・既婚女性向けになっています。
簡単に2億円と専業主婦をまとめました!
ざざっとまとめると専業主婦でいることがリスキーで経済的に不合理だよと言っています。
橘さんは専業主婦でいることは幸せになるための1つの資本である人的資本(働く力)を手放すことだと言っています。
◇世帯の収入を最大化する
◇パワーカップルとウィークカップル
◇依存する人生は楽しくない
◇安心老後は持ち家と1億円の資産
◇「終身雇用」はとっくの昔に崩壊
◇AI時代に稼げるのは女性向けの職種
◇ハイスペック同士の「同類婚」が増加中
◇生涯働かないのは完全な「時代遅れ」
確かにモラハラ気質の家事何もしない口だけだす一緒にいるだけでストレスを感じる人と結婚してしまって専業主婦になり子どもが生まれた場合。。。
離婚したいけど経済的な事情で離婚で出来ずにストレスを抱えて子供にも悪影響を与えるのは、不幸でしかないです。
離婚後に養育費をちゃんと払ってくれる男性も少ないですしね(‘Д’)
一緒にいて安心できる旦那さんと結婚出来たなら良いですが、終身雇用が崩壊した今。
今や大企業でも40代以降にリストラ対象になることもあります。
大企業勤務だからといって一生安泰ではありません・・・。そんな時代では無くなりました。
40代以降で大黒柱がリストラされてその間奥さんがずっと専業主婦だったら・・??生活はどうなるのか・・???
リスキーですね(;’∀’)うわぁぁぁぁぁ
ですが、奥さんも旦那さんと同じように仕事をしていたら生活が成り立たなくなる!!なんてことにはなりません◎
あと、結婚適齢期の女性には耳が痛いことが結構書かれており。
スペックの高い人は同レベルの女性を求めます。
大企業勤務のエリートサラリーマンは同じように大企業に勤めている女性を選んでパワーカップル(世帯年収1000万円以上)になります。
橘さんはこのパワーカップルを目指していけば精神的・経済的にも自由になれるよ!!!と言っています。
稼ぐ人は稼ぐ人と一緒になります。
専業主婦志向の女性が高収入の男性を捕まえようとするのは宝くじに当たるより確率の低いギャンブルだと書かれています(わぉ)
賢い男性・女性と結婚したいなら自分自身も賢くならなければなりません。
おバカで可愛い女の子は遊ばれてしまいます(おバカで可愛く見せられるけど実は地頭がいい人が最強な気もしますが)
旦那さんの収入が200万円代の低収入専業主婦家庭と夫婦共働きパワーカップル(世帯年収1000万円以上)では年間800万円以上の差が開き完全に2極化している現象もあります(ウィークカップルとパワーカップル)
女性が幸福に生きるには?
フルタイム正社員共働きが一番合理的なのは分かりました。
ですが、子どもを預ける場所がまだ足りていません(小学校の壁)、さらに就職先の企業によっては子持ち女性が大変働きづらいところもあります。
全ての女性が良い環境に就職出来るとも限りませんし、いきなり政治・企業が変わるのはあり得ないです。
それに65歳までずっとフルタイムで子育て中まで継続して働くのしんどいねん!(男女ともに)
経済的には豊かになれるが精神的には豊かになるのか??はたまた疑問です。
経済的に!!!数字!!!金!!!と突き詰めていったら子どもを産まないという選択肢も出てきますね。
多くの人が仕事に時間を65歳までともに取られるのもどうなんだろうか・・幸せなんだろうか・・と考えてしまいました。
じゃあ女性の幸福って?幸せになるためにはどうしたらいい??というアンサーも「2億円と専業主婦」の中に書かれています。
1:好きな人と愛し合い、その人と家庭を作る
2:好きな家族や友達に囲まれて過ごす
3:好きな仕事をして、みんなから感謝されたり、褒められたりする
4:好きな洋服を着て、好きな食べ物を食べて人生を楽しむ
著書ではこの4つのことを中心に女性の幸せを定義しています。
この4つのことに共通することは自己決定権があること=自分の好きな人・仕事・ものを選ぶことです。
お金があればいい!!というわけではありませんがお金があるとこの自己決定権が行使できます。
嫌な仕事→やらない・転職して自分のやりたいことを
離婚したい→経済的に自由だからモラハラ旦那と別れる。
しかし、専業主婦だと経済的自立を失うため選択肢が取れなくなる(取ったら苦労する)=自己決定権を失うので幸せから遠のいてしまうと言っています。
幸福度が変わらない収入・資産
◆年収800万円
◆持ち家+1億円の資産
年収800万円稼いで(パワーカップルの場合約1500万円以上)持ち家に資産が1億円以上あれば幸福度はこれ以上経済的に豊かになっても変わらないようです。
著書の続きでは女性が幸福に近づくためにどうしていったらいいのか?書いてあるので深く知りたい方は是非購入してみて下さいね♪
年収800万円を目指そう!!と著書の中では書かれていますが・・・あいたぬは無理です。苦笑
幸福の資本論と共通している箇所
著者が以前書かれた幸福の資本論に共通している箇所があります。
・人的資本(働く力)
・社会資本(家族・友達・絆)
・金融資本(お金・資産)
幸福の資本論で出てきた3つの土台が2億円と専業主婦の中でも出てきます!
人的資本と社会資本と金融資本全てが無くなった時に貧困になると著者は言っています。
この中で2つ資本を持っていれば幸せだよと、1つだとリスキーです・・・
その中でも3つの資本をバランスよく持てれば良いですが、一番重要なのは人的資本だと言われています。
人的資本がしっかりしていれば延長線上で社会資本と金融資本に繋がってきます。
ここの部分をもっと詳しく知りたい方は幸福の資本論を読むことをおすすめします★
こちらは女性向けではなく、全世代向けに幸福って何なんだ?と考えさせられる本になっています◎
「2億円と専業主婦」ではこの人的資本(働く力)をどう育てていったらいいかまで書かれていますよ!
最終結論は会社に依存せずフリーで働くことになっています(難易度が高いw)
「2億円と専業主婦」を読んでん??と思ったこと。
そもそも生涯賃金2億円稼げる女性は大分限られているし、男性でも生涯賃金2億円に到達するの難しくないですか?と思いました。
2億円にたどり着くには22歳~60歳で退職したとして38年間あります。
退職金は無いものとすると、22歳のうちから年収550万円ないと生涯賃金2億円には達成しない計算になります。。。(;’∀’)
20代のうちから年収550万以上稼げる女性はほとんどいません。(夜仕事や芸能界やユーチューバーだったらあるかもしれないですが)
リアルな数字で女性の生涯賃金は1億円くらいが適正かと思います。
本のタイトルの2億円は言い過ぎで、1億円でいいんじゃないかと思ってしまいました><
さらに子供を産んでからの女性のキャリアの継続の厳しさを乗り越えるための、フリーで仕事をする!!というのは職種が限られてしまい、ほとんどの人には難しいのではないかと思います、、、
年収800万円目指そう!!と言われても年収400万円に女性がたどり着くので精一杯なのが現実じゃない?(;’∀’)と思います。
「2億円と専業主婦」に書かれていることは確かに正論ですが、敷居が高いです!!!
敷居をもうちょい低くして凡人向けの本が読みたいな~と思いました;;