こんにちは、あいたぬです(^^)/
今回は元プロレスラーで、現在ステーキハウス「ミスターデンジャー」を経営されている松永光弘さんの著書「デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実」を簡単まとめレビューしていきます!
私は大学時代に飲食店で3年間バイトをしていたことがあります(*’ω’*)
その時に思ったのが飲食店は超絶ブラックだから、就活の時に絶対に選びたくないな・・・です。汗
店長の休みは月に0日、有給何それ?状態、店長が風邪ひいたら全てが終わる!!!という労働基準法ガン無視の無法地帯でした(2012年の話)
そういえば飲食店は過酷だったなぁ~。。。と思いこちらの著書を今回読んでみました◎
飲食店で働きたい!!と思っている方、将来自分で飲食店を立ち上げたい!!というお方に是非是非読んで貰いたい本になっていますよ★
目次
それでは早速簡単まとめレビューをしていきます!
著書の構成は第1章~最終章で構成されています。
内容は分かりやすく、読みやすいので普段本を読まない人でも読みやすい!!
第1章:ステーキ店はどんなデスマッチよりも辛かった!
第2章:狂犬病騒動をも撃退した「どうしよう?」即「こうしよう!」
第3章:「金」よりも「人」を大切にすればいつかは救われる!
第4章:倒れてもカウント10までに立ち上がれば生き残れる!
最終章:令和2年春、コロナと向き合った繁盛店が下した「二つの決断」
それでは第1章から気になる箇所だけを抜粋して紹介していきます♪
第1章:ステーキ店はどんなデスマッチよりも辛かった! まとめ
第1章では、どんなデスマッチでも生きて帰ってきた著者が飲食店の仕事は「地獄」です!!!!と断言しています(‘Д’)!!!
松永さんが開業資金で用意をしていたのが350万円、だけど実際に請求された金額は800万円だったそう。。。
足元をみてぼったくられたそうなので、これから開業しよう!!と思っている人は、開業にかかるお金の相場を勉強した方がいいと書かれています。
800万円かけたのに、なぜかお店の内装まではやってもらえず、自分自身で内装はやられたそうです。
自分で出来るところは自分でやってお金を浮かせるサバイバル術は見習いたいですね・・!!!
人任せにしないのは大事!
オープンした際には、プロレス業界では宣伝をせずにひっそりとオープンしたそうです。
プロレスファンしかこない!!!よりも、地元の人に来てもらい受け入れてもらうことを目標とされたそう◎
オープンして1週間は地元の人が来て大行列だったけど、次の週からお客さんは少なくなってしまいます・・(ステーキを毎週食べよう!と思う人自体が少ない為)
ですが開業から1年3か月でようやくお店が軌道に乗り始めます♪
プロレスファンのお客さんが多いわけではなく、全体の5%なんだそう(´ω`*)
純粋な肉好きのお客さんばかりってことですね・・・私もいつか行ってみたい・・!!!
第2章:狂牛病騒動をも撃退した「どうしよう?」即「こうしよう!」 まとめ
せっかく軌道に乗り始めてきたのに、第2章では狂牛病騒動に出くわしてしまいます><
狂牛病は2001年に発生した国内牛の感染症です(でも日本国内に死者はいない)
私は当時10歳だったのであんまり記憶にないのですが。。。(‘_’)
厚生労働省のHPを見ると2003年以降に生まれた牛では発病が確認されていないそうです。
2001年当時はひたすらテレビが狂牛病は怖い!やばい!!と不安をあおっていたそうで、客足が激減したそうです;;
さらにさらにアメリカでも狂牛病が見つかり、輸入に規制がかかり。。。
代わりのオーストラリア産の牛も業者が殺到し価格がまさかの3倍に跳ね上がったそう( ;∀;)やばい
気付けば7000軒の飲食店が潰れてしまったそうです><
結局アメリカからの牛肉の輸入が解禁されたのは3年以上の時間が掛かったそう・・!!!
3年以上苦境の期間があったけど著者は「こうしよう!!」と奇策を立ててどうにか乗り越えていきます。
今回のコロナもいつまで続くのかわからないし、先のことは分からないし、どうしていいのか分からないけど。。。
思い立ったことは即断即決して行動をする!!ということが超重要だと第2章で学びました☆
第3章:「金」よりも「人」を大切にすればいつかは救われる! まとめ
第3章ではデンジャーステーキのフランチャイズ化とラーメン店の経営についての失敗について書かれています・・!
松永さんはステーキの方で働いているのでラーメン屋では働けない=人件費が余分にかかるし店も繁盛しない。
ラーメン屋に力をいれよう!としたときに狂牛病でステーキの方が傾いてしまう。。。
結局ラーメン屋の失敗で1600万円の損失をステーキで稼いできたお金で補填し、貯蓄は一気に0へ・・・
フランチャイズ化とラーメン屋の失敗でステーキに絞ろう!!と決断されたそう◎
「ミスターデンジャー」ではバイトの定着率がとても高く、アットホームなんだそう(´ω`*)
いいなぁ、学生時代こんな場所でバイトしたかった・・!
なんと松永さんはアルバイトを一度も怒ったことがないそうです( ゚Д゚)!!
繁華街ではなく、下町でミスターデンジャーを開業されましたが。。。
地元に貢献することによって地元の人たちと交流することができ、後の集客につながったそうです★
家族・従業員・プロレスファン・地元の人々を大切にしてきたからこそ、狂牛病時代が乗り越えられたそうです( *´艸`)
第4章:倒れてもカウント10までに立ち上がれば生き残れる! まとめ
第4章では苦しい狂牛病時代を乗り切った10個のサバイバル術が紹介されています♪
・飲食業界の常識を疑う!
・業者に「もうちょっと安くして!」は禁句
・ひらめきを「気のせい」で流さない
・常に「目玉商品」を提供し続ける!
・先行投資をケチらない
・経験者を雇っても「我流」を通させない
・プロ意識を持ちつつ、素人の大胆さを発揮!
・毎日、新規顧客を開拓する!気持ちで闘う
・手を抜けるところは、堂々と手を抜く!
・セカンドキャリアはバカにならなければ成功しない!
箇条書きでざっくりとまとめたので詳しく知りたい!という方は著書をお手に取って下さいませ☆
飲食店経営だけでなく、幅広く使えそうだな・・!!と思いました(‘ω’)
特に手を抜けるところは、堂々と手を抜く!というところ。。。
力を入れるところと、手を抜くところを区別した方が良いですよね><
最終章ではコロナの時代を生き抜くヒントが書かれていますよ(^^)/☆
まとめ
著書を読んで学んだところは、思い付き・アイディアがひらめいたら行動に移すこと!!
周りの人を大切にすることと、即断即決の大事さです♪
もし、何かに躓いてしまったとしても、自分で考えて対策を講じてみるのが大切ですね。。。
著書では飲食店経営の厳しさ・お店の経営方法・自分で道を切り開いていく方法を学ぶことが出来ます♪
これから飲食関係で働きたいなぁ。。と思っている方に是非読んでいただきたい本になっています★
松永さんのお店は
「東あずま」駅から徒歩4分でたどり着くことが出来ます♪
いつか行ってみたいなぁ(´ω`*)
個人的にですが、著書を読んでいて梨泰院クラスを思い出しました(*’ω’*)