こんにちは、あいたぬです(´ω`*)
今回は「ファクトフルネス・10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」の本を読み終えたので著書の簡単まとめ・レビューをしていきます♪
ファクトフルネスを購入したいけど、どんな内容なのかざっくり知りたい・・!!という方の参考になれば幸いです(#^^#)
目次
それでは早速ファクトフルネスの簡単まとめ・レビューをしていきます♪
著書は第1章~11章で構成されています。
ページ数は約400ページと辞書並みの物量です(‘ω’)
要点だけをまとめましたので、実際のデータが知りたいお方は著書を読んでみて下さいね◎
・第1章 分断本能
・第2章 ネガティブ本能
・第3章 直線本能
・第4章 恐怖本能
・第5章 過大視本能
・第6章 パターン化本能
・第7章 宿命本能
・第8章 単純化本能
・第9章 犯人捜し本能
・第10章 焦り本能
・第11章 ファクトフルネスを実践しよう
第1章~ラストまで軽くまとめました★
第1章 分断本能
第1章では、話の中の「分断」を示す言葉に気付くことが大事だそうです。
所得が同じ程度であれば日本でもアメリカでも中国でもインドでも・・・その他の国でも実は生活はさほど変わりません。
世界は分断されていない!と第1章で理解できます。
先進国・途上国という言葉は使われておらず、レベル1~レベル4の生活に属している人数として表されています。
※日本は大多数がレベル4のとても恵まれている国ですね・・!!!
重なり合わない格差を見ているが、多くの場合中間層に大部分の人が属しているので、分断本能を抑えるには大半の人(世界中の人)がどこにいるか探すことが大事だそうです。
大半の人がどこにいるのか把握する時に重要なのが、「平均の比較」と「極端な数値の比較」に注意すること・「上からの景色」であることを思い出すことだそうです。
第1章で「世界は分断されている」という思い込みから脱却させてくれます(*’▽’)
一部のお金持ちと一部の貧困を切り取って見てしまいますが、ほとんどの人がそのどちらにも当てはまらず中間層にいると著書を読んでいて理解できます。
第2章 ネガティブ本能
第2章のネガティブ本能では、人は誰しも物事のポジティブな面よりもネガティブな面に注目しやすいので「とんでもない勘違い」が生まれる原因になっていると著者は言っています。
世界の人口で極度の貧困に苦しんでいた人の割合は過去20年で半分以下になっているそうですよ(国連調査のデータより)
世界の極度の貧困率はどんどん下がっていってるんです・・!!これは世界はよりよくなっていると言えますね(‘Д’)
貧困率が下がっているデータを見ても、「世界はどんどん悪くなっているんだ・・!!」と思い込んでいる人を脱却させるために減り続けている16の悪いこと(例:HIV感染や乳幼児の死亡率)と増え続けている16の良いこと(例:農作物の収穫・インターネット)が紹介されています★
第2章のネガティブ本能では、ファクトフルネスはネガティブなニュースに気付くことが大事だと著者は言っています(ネガティブなニュースほど拡散されやすい)
大事なことは「悪い」と「良くなっている」は両立すること・ゆっくりとした人類の進歩はニュースになりにくい(つまらないし・・苦笑)・悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない・美化された過去に気を付けるということだそうです(*’ω’*)
第3章 直線本能
第3章では「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込みからの脱却に入ります(直線本能)
世界の人口はひたすら増え続けるとはいいますが、子ども(15歳未満)の人口は変わらず大人(15歳から74歳)の数が増えていくのだとデータから読み取れます。
子どもの数は横ばいになり落ち着いているのでひたすら人口は増えていない・・ということになります。
第3章の中では、ファクトフルネスは「グラフはまっすぐになるだろう」という思い込みに気付くこと。だと著書の中に書いてあります、
第4章 恐怖本能
第4章の恐怖本能では、人は「恐ろしいものには自然と目に行っていまう」ことに気付くことが大事だと書いてあります。
メディアやニュースのせいで世界中で恐ろしいことが沢山起こっていると思ってしまうが、データを見ると恐ろしいことは減っているし恐ろしいことに巻き込まれる危険性もかなり低くなっている。
リスクは危険度と頻度の掛け算で決まること、恐怖パニック状態になると物事を正しく見られなくなるので落ち着いてから行動することが大事だそうです。
第5章 過大視本能
第5章では一つの数値にまどわされて、勘違いしないこと。
1つの数値を見るだけでなく比較して割り算することで全体をみることが大切だと書いてあります。
凄くためになる!と思ったのが80・20ルールでした(*´ω`*)
項目が並んでいた時に、まずは大きな項目・8割を占めている項目はどこかに注目するといいそうです。
国や地域を比較するときは全体で比較するのではなく、国民1人あたりとして割り算すると比較できるそう。
第6章 パターン化本能
第6章では、ひとつの集合のパターン化で説明されていたらそれに気づくこと。
1つの集合体のパターン化で考えると間違えてしまうので気を付けないといけないということが掛かれています!
パターン化を根拠にして考える時は、同じ集団の中にある違い・違う集団の中にある共通しているところ・違う集団と比べて違うところを見ることが大切だそうです。
自分以外はアホだと決めつけないように、好奇心を持って謙虚になって考えよう!と書かれています。
第7章 宿命本能
第7章の中では、いろいろなもの(人・国・考え方など)が変わらないように見えるが、変化がゆっくりと少しずつ起きていることに気づくことが大事だと書いてあります。
ゆっくりとした変化かもしれないが、着実に世界は変わっています。
毎年少しずつの変化だとしても、数十年後には大きな変化が生まれます。
※投資の複利みたいですよね!(´ω`*)
変化を確かめたいのなら祖父祖母に話を聞きに行くといいそうですよ♪
日本の中でも価値観や生活の変化は劇的です・・!!(‘ω’)
知識をアップグレードする必要があるので、日々少しづつ学んでいきたいと思いました◎
学校を卒業してから自分で学ぶことをやめていたら知識は古いままになります・・苦笑。。。
第8章 単純化本能
第8章ではひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ることが大事だと書かれています。
自分の意見と合わない考え方を検証して自分の考え方の弱点を知ること・知ったかぶりはやめること(自分の専門領域以外のことは皆知らない)・数字だけに頼らず数字が人々の生活にどう影響しているのか?考えることが大切だと学べます★
第9章 犯人捜し本能
第9章では、誰かが見せしめとばかりに責められていたらそれに気づいた方がいいと書かれています。
犯人を探し出して責めるのではなく、この状況を作り出した現実の仕組みを理解してシステムを変えることに力を使った方が良いですよね・・。。。
社会がどのように機能しているのか?仕組みを知ることが大切だとこの章では気づくことが出来ます。
第10章 焦り本能
第10章では「いますぐに決めなければならない!」と感じたら自分の焦りに気づくこと。
今決めなければならないことなんてめったにないんです。
焦り本能を抑えるには、小さな一歩を重ね続けるのがいいそうです♪
著書はこの章で心配すべき5つのグローバルリスクについて触れています。
それは、感染症の世界的な流行・金融危機・第三次世界大戦・地球温暖化・極度の貧困。
※詳しく内容が知りたい方は著書を読んでみて下さいね!
第11章 ファクトフルネスを実践しよう!
最後の章では1章~10章で学んできたファクトフルネスを日常でどのように使えばいいのか?が書かれています(^^)/
なによりも、謙虚さと好奇心を持つことが大事だと書かれています♪
ファクトフルネスを実践できるように1章から10章で紹介された本能を抑えるにはどうしたらいいか?
著書ではまとめた図解があります★
そちらが凄く分かりやすいので私は写真を撮って常に持ち歩くことにしました◎
まとめ
ファクトフルネスは約400ページと結構長い本でした( ゚Д゚)
ですが、章ごとに細かく区切られていて最後にまとめられていてとても読みやすかったですよ♪
比較データが多く、著者の実体験も交えて書かれておりとても理解しやすかったです◎
マスメディアに踊らされて暗い情報に惑わされて不安な状態でいることがありましたが・・。。。
ファクトフルネスを読んで良いことと悪いことが共存していること。
そして、世界は確実に良くなっていることがデータで読むことが出来て安心しました!(楽観的になりすぎるのはあれですが、悲観的になりすぎる要素はない。)
私のこのまとめレビュー記事ではざっくり概要は把握できますが、比較データや著者の体験してきたことまではご紹介出来ないので是非気になる方は著書を読んでみて下さいね♪
世界は変わり続けているので・・・一生涯知識と世界の見方をアップデートしていかないと古臭い価値観のまま化石になっちゃうなー。汗
と思いました><
暗いニュースばっかで不安だーー!!これから世界は悪くなるんでは・・?いまだに世界では悪いことが沢山起こっている!!!と惑わされて不安に押しつぶされそうな人に是非読んでもらいたいと思いました。
ファクトフルネスを読んで目からうろこが落ちて、世の中の物の見方が変わる方が多いんじゃないかな?と思います!
これから子供を育てていく親御さんや、マーケティングや教職の仕事をされている人、投資家さん、学生さん、におすすめの本です★☆
日本以外のところに投資している方にも是非。
マスメディアに踊らされそうになった時、悲観的になりそうになった時、悲しみに引きずられそうになったときに数字で判断できるようになるといいですね・・!!!
我を見失いかけそうになったら、ファクトフルネスをもう一度読み返そうと思いました( *´艸`)