こんにちは、あいたぬです(^^)/
今回は元医療事務員が医療事務をおすすめしない理由を暴露していこうと思います!
これから医療事務として働きたい!医療事務の資格を取得しようかな?と思っている方のご参考になれば幸いです(つらい現実を書いていきますが、知っておいて欲しいです)
私は2013年に大学を卒業後、就職したい業界やどんな仕事に就きたいか考えながら出した答えが。
眼科の医療事務を経験してから視能訓練士を目指すことでした(‘ω’)
現在は医療事務の闇を味わい、普通の会社で働きたい!と思い退職し、現在はエンジニアとして転職済みです。
女性にかなり人気のある医療事務の仕事について、おすすめしない方向でこのブログ記事は進んでいきます!
目次
医療事務をおすすめしない6つの理由を暴露!!
おすすめしない理由① 女性9割の職場の恐ろしさ
医療事務は先生以外は全て女性です。
めんどくさいお局様が1人は発生します、お局様は絶対に辞めないので周りの先がある若い人ほど職場が嫌になって辞めていきます。
※中には優しい先輩ばかりの職場もあると思いますが、1人でも問題のある人がいると職場内の人間関係は荒みます。
お局様は先生のご機嫌を取るのに必死で自分のポジションを取られないように他の従業員の悪口を(あることないこと)先生に吹込んでいました。。。
先生もまともな人ではなかったのでお局様の言うことを真に受けて従業員に当たり散らしていました。
自分の居場所を取られたくない!!と必死なお局さんは若い医療事務の新人さんには仕事は教えませんでした。
キツい人は辞めずまともな人は見切りをつけて転職していく職場でしたね。。。
おすすめしない理由② 先生が正義(悪い意味でも)
私の務めていた眼科は先生が女性でした。
更年期障害が酷い人で家庭で嫌なことがあると職場に持ち込みまるで台風のような人でした。
家の中の家計管理が出来ない人なので経営管理なんてとてもじゃないけど出来ません、開業には向いていない先生でした。
退職を決意したのは先生が患者さんに対して怒鳴り散らしたからです。
開業医だと先生がキングまたはクイーンなので、この職場おかしい!!と思っても絶対服従です。
個人の病院・クリニックだと常に社長と一緒に仕事をしている状況なので社長がまともではないと、本当にきついです。
※個人開業のお医者さんはプライドが高く扱いづらいです(´;ω;`)
おすすめしない理由③ 医療事務に看護師、視能訓練士の代わりをさせる。
働いていた眼科には最初医療事務しかいませんでした。
なので検査(眼圧、視力、視野、OCT)と手術介助に滅菌などと
看護師、視能訓練士がやる仕事を全て医療事務がやっていました。
先生からは事務なのに患者さんを安心させるために看護師さんと呼ばれてました。
受付して検査して診察介助もして会計もして。。。
ほんとハードでした。汗
後述しますが、無資格者に今まで業務をやらせてきたので有資格者との対立も発生します。
おすすめしない理由④ 有資格者と無資格者の対立
視能訓練士(ORT)の資格を持っている新人さんと資格を持っていないが長く働いている眼科の検査員(OMA)さんの軋轢が酷かったです。
先生に気に入られていたのは無資格のベテランさん。
新人の視能訓練士は先生に嫌われて試用期間でクビになりました。
新人の視能訓練士を辞めさせるために先生に頼まれて新人さんのトイレに行っている時間を記録させられました。
憧れていた視能訓練士になりたくない!とこの時思いましたが、視能訓練士の仕事に興味があって挑戦したかったので医療事務の仕事を選んだことを今は後悔してません。
視能訓練士の人にも問題がありました。(無資格者の人に対して俺は資格を持っているんだ!と下に見ていた)
医療業界は狭く、先生同士で繋がっていることがあります、特に眼科は数が少ないので先生同士で情報が回っています。
転職するときに、前の職場ではどんな人だったのか医師同士で探られていたので辞めるときはできるだけ穏やかに辞めましょう(‘_’)
おすすめしない理由⑤ 劣悪な賃金と社会保障
正社員で募集をかけたのに、実際は時給900円で看護師と視能訓練士の仕事をさせる超ブラック求人でした。
さらに交通費も満額出ませんでした。笑
面接の時にこれらの説明がなく時給900円で交通費毎月5千円マイナスで年収180万でした(大卒)
衝撃的なのがボーナスです、5千円の売れない化粧品でした!笑
開業医だと厚生年金未加入です。(4人までなら未加入でもいい)
コストが掛かるため厚生年金に入れてくれません、国民年金に自分で加入する為医療事務の老後は月6万5千円で生きていくことになります。現役時代の年収も250万いけば良い方でしょう。
せっかくフルタイムで働くのなら、厚生年金に加入する職場が絶対に良いです◎
大げさかもしれないですが医療事務の仕事についてしまうと貧困が確定します。
医療事務で働く=貧困です。
未来のある若い人は選ばないほうが絶対にいいと断言します。
おすすめしない理由⑥ AIの導入により消えていく仕事
今は医療事務がレセプトチェックし会計・受付とやってますが、もしAIが導入されたら。
診察が終わった時点で自動的に会計までの流れができるのは予想されます。
レセプトもAIが全て管理するでしょう。
長い目でみて医療事務の仕事は必要なくなります。
大きな病院ほどAI化は進み、良い待遇の病院ほど求人は消えて行きます。
人間関係も待遇も年収も悪く、AI導入によって消えていく仕事だと思います。
若い人ほど将来性がないのでおすすめ出来ないです。
※AIを導入する力のない小さな開業医は何でもやる医療事務が必要かもしれません。
医療事務のレセプト業務を自動化するソフトを開発するエンジニアは給料が高く、重宝されていくでしょう。
それでも医療事務が気になるなら
開業医の小さなところではなくて大きな病院で働くことをおすすめします。
せめて厚生年金に加入している場所を選びましょう!
大きな病院は人件費削減の為医療事務はほとんど派遣を使っています。
派遣はいつでも切られてしまう可能性があるし、医療事務はなりたい人が多いので賃金はかなり安いです。
医療に携わりたいなら医療関係の言語聴覚士・作業療法士・理学療法士・歯科衛生士・視能訓練士などの仕事の資格を取りに行く(一番つぶしが効くのは看護士)のがいいと思います。
歯科衛生士と視能訓練士はいまだに無資格者の方が代わりに仕事をしていることがあるので色々と軋轢がありそうです(+_+)
国の制度で専門実践教育訓練給付の制度が作られ、学費の7割が最大支給されるので気になる方はチェックしてみて下さい!
在職中でも使用することが出来るので、現在眼科助手・歯科助手している方で視能訓練士・歯科衛生士の資格を取るのに学費の3割を払うだけで取れてしまいます!
眼科はその後どうなったか?
9か月務めたブラック眼科はその後、毎月人が辞めるようになり(お局のみ変わらない)
あまりに人が定着しない為医療事務の時給を1000円に上げましたが
それでも人が辞めていくのが止まらず、毎月求人が出ています。
いつも出ている求人はブラックが多いのでお気をつけて下さいね!
おまけ・医療事務をやめた後にどうしたか?
最後におまけとして医療事務を退職した後に私がどうしてきたのか?書いていきます♪
眼科をやめてからは、「誰かの為に働きたい!」という気持ちは良い意味で無くなり(別に医療業界じゃなくても全ての仕事は誰かの為に役に立っていることに気付いたから)
まずは自分自身を安定させなければいけない!!と強く思いました。(せっかく大学まで出たのに、年収180万・国民年金では未来が見えない)
眼科で働いていた時にお局がPCを牛耳り誰にも触らせなかったのが悔しく、元々PCに触ることが苦じゃなかったのに気付いて「次はPCを使う仕事に絶対についてやる!!」と思いました(´ω`*)
アイドルが業界から卒業をするみたいに「普通のOLになって人生を楽しみたい!(泣)」とよく思っていました。笑
眼科を辞めた後ははたまたまネット求人で面接を受けた会社に内定をもらいCADオペレーターとして無事に就職が決まり→5年ほど働き(結婚で退職)
遠方に嫁いだ後は、職業訓練校でさらに知識を身に着けて現在は機械設計エンジニアとしてステップアップしました(年収約400万円)
医療事務で働いていたおかげで、自分のやりたいことに気付き(PCが好き)、メンタルも鍛えられ(あの地獄のような日々に比べたら割とどんなことでも耐えられる)今では後悔していないです!
ですが、貴重な若い時代の時間を一部ストレスフルに過ごしてしまいました(´;ω;`)ウッ…
これから医療事務を検討されている方はデメリットを良く理解して、挑戦してみて下さい(私は絶対におすすめしないですが・・・)