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【なぜ共働きも専業もしんどいのか・簡単まとめレビュー】日本社会の構造が未だに専業主婦前提?

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こんにちは、あいたぬです(^^)/

今回は、「なぜ共働きも専業もしんどいのか」の簡単まとめレビューをしていきます♪

今は家庭の状況や価値観によって共働きをしている人もいれば、奥さん(旦那さん)が専業主婦をしている人もいるかと思います。

ですが、どうにも自分が選んだ選択肢が合っているのか不安になってしまう・・・

フルタイム共働きがちょっと辛い(私は辛くなる時がありますーー!!!)し、フルタイム共働きしている家庭が少なすぎてモデルケースがない為、どうしたら楽になるのか分かんない。

なんだこの閉塞感はーーーー!!!と思っていたので著書を読んで社会の問題の現状把握が出来て良かったです(´ω`*)

※ただし、問題が把握できるだけで解決策が書かれていないので注意!

それでは早速簡単まとめレビューをしていきます★

著書の構成は第1部~第3部に大まかに分かれています!

第1部では著書のタイトルにあるように、「なぜ共働きも専業もしんどいのか?」具体的に説明されています。

著書の構成

第1部:なぜ共働きも専業もしんどいのか
第2部:主婦がいないと回らない構造
第3部:変わる社会の兆し

序章で画像があったので参考に載せておきます。

見てるだけで頭が痛くなる。苦笑


引用元:なぜ共働きも専業もしんどいのか

がんじがらめの社会構造だー・・・(‘_’)

それでは、第1部から簡単にまとめましたのでご参考にどうぞ!

第1部:なぜ共働きも専業もしんどいのか まとめ

第1部では著書のタイトルにあるように「なぜ共働きも専業もしんどいのか」その理由が書かれています!

・親の帰宅が遅い

・奥さんが子育ての為に退職すると再就職先が非正規やパートになることが多い

・サラリーマンが2人では子育て出来ない

・子どもとの時間が足りない

・乳幼児期を抱えている専業主婦は忙しい

・途中から働きたいと思っても保活・お迎え時間・仕事のブランク期間・働くスキル・家事を考えると厳しくなる

・3歳までの子供を抱える家庭は共働きも専業もしんどい

専業主婦でも共働きでも選択が出来るようになるようになるといい

・サラリーマンの働き方が専業主婦前提→転勤・長時間労働

・非正規雇用が増えて従来の正規雇用が出来ないのに性別役割分担の意識が残っている

・共働きをしないと成り立たない家庭もあるのに専業主婦前提の働き方

第1部を読んでいて、八方塞がりだな~。汗と思いました。

自ら選択して子どもを保育園に預けて共働きをする!!

それとも家で子供を育てたいから専業主婦を選ぶ!!!と誰もが選択出来ればいいのですが、実際は働きたいと思っていても専業主婦にならざるを得ない・・・というのがストレスですよね><

旦那さんがとても忙しい職種(交代勤務や夜勤あり、出張ありに長時間残業ありに転勤あり!!)であれば、奥さんもフルタイムで働くことはとても難しいと思いました。。。

第2部:主婦がいないと回らない構造 まとめ

第2部では家庭内に主婦がいないと回らない構造になっていると書かれています。

専業主婦だと旦那さんが転職に踏み切れない

・専業主婦だと逆に大変!?(慣れない土地でコミュニティがない・子どもにつきっきり・自分の時間はない

・専業主婦か共働きかよりも、リフレッシュしながら子育て出来る環境が必要なのでは?

・片働きの旦那さんは自分が死んだあとのことを心配している

・住宅ローンで縛られる(片働きで残業代を見込んでいる為長時間労働が辞められない)

・専業主婦サポート前提の転勤

・主婦の仕事の大半がパート(主婦の仕事は家計補助としかみられていない)

・世帯主が養うことを前提にした仕組みを見直す必要がある

・日本人女性の家事レベルが高すぎて時間を取られる(家事代行は世間体が悪い?)

・料理時間が長い(1汁3菜はおもてなし料理だった)

・手料理で家庭円満になるのか?→手料理をしたからといって家族の会話が弾むわけではない(無理をして何品も作られてイライラされるよりも、お母さんがニコニコしている方がいい)

過剰な母親へのプレッシャーが少子化に繋がっている?

・おふくろの味は幻想→料理は妻がやるもの!だと決まっていない。

・欧米では子供のころから、親が就業しているかどうかに関係なく家事を手伝う(誰もが家事をほどほどに手伝う環境)

・日本は成人男性が手伝わず、子どもも手伝わず、成人女性のみが異世代に渡って家事をしている

離職によってアイデンティティを失い、家事で穴埋めをしている?→子どもへの過剰な干渉

・専業主婦だと夫に嫌われたら終わり!?→夫に家事を何もやらせなくさせ、依存させる(専業主婦の生存戦略)

・祖父母世代との3世代同居は旦那の家事育児参加を無くし、いつまで経っても女性が家事育児介護まで背負う

・学童が合わないと小学生の子どもの行き場が無い

私は夫婦ともにフルタイム共働きですが、家事が無理過ぎて(負担が大きすぎて)

月に1度家事代行さんに来てもらい水回りの掃除をしてもらっています(‘◇’)

ですが、専業主婦の場合は自分でお金を稼いでいないのもあり。。。

家事代行は確かに頼みづらいだろうなぁ。と思いました(なんと、利用したことがある人は1%だけ・・・)

負担だったら旦那さんに伝える&家事代行を使う&最新家電(ドラム式洗濯機・ルンバ・食洗器)に頼れば大分解決するとは思いますが、、、

著書で紹介されていた日本男性の家事育児参加時間が少なすぎて苦笑です。


引用元:なぜ共働きも専業もしんどいのか

専業主婦と共働きと言ってもパート主婦が多いのもあると思いますが、手伝わなさすぎですよねこれー・・・

第3部:変わる社会の兆し まとめ

第3部では、激務の妻に変わって専業主夫を選択した男性の例が紹介されています。

※ですが、たった一人で子供と向き合うことに耐えられなかったため保育園に子どもを預けてアルバイトを。

自分の時間が全くないというのはストレスですよね・・・社会とのつながりも無いから病みそう・・・

私は自分の時間が欲しいし、お金も欲しいし、自分も大事にしたいし、家族を大事にしたいからこそ子供を保育園に預けて経済活動をしたい!!と思いました;;

主夫さんたちが早めに専業主夫を脱した理由として以下が挙げられていました。

1:専業で家事育児は肉体的にも精神的にも大変
2:自分の自由な時間がない
3:片方だけの稼ぎでは不安

第3部では、夫婦それぞれが収入を得る役割と家庭をケアする役割の両方を担うことで夫婦役割4.0を目指し家計を安定させよう!と書かれています。

近年は夫の所得が高い人ほど、奥さんも稼ぐ人と一緒になり。

稼げない人は稼げない人と一緒になりカップルでの格差が広がっているそうです(同類婚)

共働きも、専業主婦家庭もしんどい原因はどちらも女性に負担を押し付けすぎ。という結論でした(+_+)

まとめ・結局どうしたらいいのか?

古いルールにとらわれずに、各家庭で話し合って自分たちの役割を柔軟に変えて対応していくのが良いと思いました◎

さらに詳しく著書を知りたい!!方はお手に取ってみて下さいね☆

在宅勤務が増えてきているので、フル活用すれば女性も男性も家庭の事情でキャリアが途中で断絶され辛くなるのかな?と思います♪

フルタイム共働き!OR専業主婦のどちらかの究極の選択!!!ではなくて、柔軟な働き方で対応できたらいいですよね><

・在宅勤務を活用する
・会社に属さずに個人で稼ぐ
・フリーになる
・ギグワーカーになる

世界は日々変化しているので、日本の専業主婦前提の働き方はもう古臭いです。

全ての資産を1つの会社(主人の会社)に投資している状態は非常に危険だと思います。

夫婦ともに柔軟な働き方が出来て役割分担も変えられる!そんな働き方に令和時代はなっていけばいいなぁ。

現在妊娠中ですが、親世代・祖父祖母世代の男性の家事育児参加率が0%なので。怒

産まれてくる子供には家事に参加してもらおうと決意しました!(*’ω’*)
※子供時代の家事参加で将来が決まるのかなと思います・・・

著書を読んで、これから生まれてくる子供とどう過ごしていこうか?考えさせられました。

3歳から家事参加(自分の分は自分で&一緒に料理をする)
在宅勤務を活用する
在宅が出来なかったら独立して保育園に預ける
・外部に頼る(家事代行・保育園・幼稚園)
コミュニティを作って孤独にならない(仕事・友達・子ども関連・趣味)
・夫婦で協力し、親に頼らない
自分の時間をお互い作る(旦那だけの時間・私だけの時間)
・自分を大事にする
・周りの古臭い価値観(母親神話)を真に受けない